愛知からの贈り物 〜自作ラで必ず当たる壁に勇者が挑戦!〜

 

最近、ネットで「自作ラーメン」と検索すると、結構な数のブログがヒットします。

12年ほど前は、HPが主流で数えるほどしかなかった自作ラーメンサイトも、ブログやSNSの普及により情報発信の場が増えたことで競技(?)人口も増えてきたのでしょうか。

 

そんなブログの中から、更新数や濃い内容のブログをいくつか見つけて、コメントを書き込んだところ、私の拙いサイトも参考にしていただいていると嬉しいコメントを頂いたりしています。

 

継続は力なりと言いますが、10年以上同じことを続けていると、多少人の目にも留まるのでしょう。ありがたい話です。

 

さて、そんな内容の濃い自作ラーメンブログの中から、「そうだ!自分でラーメンを作ろう!」を開設しているyoshiさんから嬉しい贈り物を頂いた。

 

 

 

なんと!天下一品の自作ラーメンコピーである。

バンドなんかはコピーバンドがあるが、自作ラーメン界にもコピーラーメンなるものが存在する。

 

天下一品はその最たるもので、必ずと言っても過言で無いくらい、自作ラーメン家は挑戦して、大きな壁に打ちひしがれる(笑

 

yoshiさんは6回の自作と一回の通販取り寄せという、執念とも言えるコピー自作ラーメンを繰り返したとの事。

 

その意気込みを感じて、食べる側としても、しっかりとしたコメントをするべく臨む事とした。

 

 

 

 

まずはスープである。研究結果から、鶏スープとベジポタ類のペーストを分けて冷凍したらしい。

 

 

 

 

 

チャーシューはスープで煮てくださいとの事。勝手な推察だが、スライスしたチャーシューは酸化しやすいため、酸化を防ぐため半生に仕上げて冷凍。届け先で、スープと煮ることでチャーシューに火が通り、歯ごたえがありジューシーな仕上がりを目指したのではなかろうか?

そこまで自作キットの弱点を踏まえて、目論んでいるなら末恐ろしい方ですな。

但し、天一のチャーシューはモモ肉を使用しているのに対して、コチラはバラ肉を使用している。

 

 

 

 

的確にコメントするためには、比較対象が無いといけない。

そのくらいの価値のある努力の一杯だと思うので、最寄の天一蒲田店で持ち帰りセット(具なし)を購入。

まずは、麺を比較してみた。長さは送られてきたものの方が若干長い。

白く見えるのは打ち粉のせいだが、麺自体の色は近い。

 

 

 

 

麺のアップ。

天一のは若干縮れているのに対して、送られてきた麺はストレートだ。

麺の香りを比べてみると、天一の方がかん水臭が極めて強い。熟成も天一の方が進んでいるような感じ。

 

 

 

 

まずは、送られてきたコピ自作ラーメンから頂く。

純粋に比較したいため、具材は送られてきたチャーシューを共に使用し、ネギは同じ九条ネギを使用した。

 

■感想

・スープ:極めて天一に近い。香りが本物に驚くほど近い。粘度・香り共に本当に驚くほと似ている感じがする。スープの色が若干薄く、味も少しだけ甘い。

・麺:しなやかさがある。麺自体のクオリティが高いが、再現度でいうと少し足りない。こちらの麺を音で例えると、「ツルっと、プチっと」という感じ。

・チャーシュー:こちらは美味しくはあるが、天一のチャーシューと比べると別物。

・総評:かなり秀逸なコピーであると思います。嫁は意外と天一好きなのですが、同意見でした。私が同じレベルでコピーを作れと言われても1〜2回の試作じゃ絶対に無理だと思う。

 

 

 

比較対象のため、お持ち帰り天一も頂く。勿論、2杯は喰えないので、嫁と半分ずつ。

 

■感想

・スープ:コピーと比べて圧倒的に違うのが「脂の量」。粘度に加えてこの脂の量なので、胃にずっしりくる感じ。コピーは粘度はあるものの、本物に比べて比較的ライトな仕上がり。

・麺:やはりコピーとは異なる。音に例えると「ザラっと、ネチャっと」という感じ。麺を噛んだときプチっとではなく、少し極端だがネチャっという感じ。博多ラーメンの一部のお店でもこのネチャっとした食感の麺に遭遇する。

・全体:麺をすする時の香りが明らかに違う。本物は、濃い目の九州ラーメン(久留米ラーメン等)によくある、すする時のかん水臭さがある。コピーにはそれがあまり感じられなかった。

 

1日目の感想はここまで。

嫁と二人がかりと言えど、これ以上、天一は食べれないので、翌日に初日の所感を元に実験を試みる。

 

 

 

2日目。

カエシと麺に違いがあると感じたので、ちょっとした実験を試みる。

 

■実験方法

・カエシと麺は本物を使用。スープは似ているので、スープにをコピーを使えば、再現度は高くなるのでは?という仮説を元に、カエシ・麺は本物、スープはコピーを使い1杯のラーメンに仕上げる。

 

ちなみにカエシは本物は色がクリアで薄い。化調のせいか、旨みも強い。但し、塩分も強く感じる。

 

 

 

 

 

実験結果がコレ。

・・・???何だかフルコピーより本物から遠ざかった感じ。何故?何故?何故?何故?

私が仮説では、麺のかん水臭さが表現され、甘さが無くなり本物に近づくはずだったのに・・・。

カエシが変わったせいで、甘さがなくなりシャープになった分、コッテリ感が薄れた感じがする。麺を持ち上げた時のかん水臭さもあまり変わらない。

 

 

 

 

 

不思議な気分のまま、残りの実験に着手。

先ほどとは逆に、カエシ・麺はコピーを使用し、スープは本物を使用。私の仮説ではコチラの方が本物に遠ざかるはず。

カエシは確かに本物より色濃く、甘い。旨みも無化調のせいか、弱い。

 

 

 

 

 

実験結果はコチラ。

うむむ・・・。コチラの方が本物に極めて近い。少し甘めの天一といった感じ。麺を上げた時のかん水臭さも本物より弱いものの、臭いがある。何故???

 

総評:

・今回の実験で明らかになったのは、本物の再現度はスープが圧倒的な構成比を占めるということ。

・麺とカエシを変えても、スープが本物だと、より本物に近づく。ということは、1日目のスープの違いで述べた「脂の量」が大きく起因している可能性が高い。そう考えると、麺を持ち上げた際のかん水臭と感じていたものは、かん水臭ではなく

脂の酸化臭の可能性が極めて高い。濃い九州ラーメンに近い臭いということであれば、確実に酸化臭と考えられる。

・2日目に気がついたのだが、カエシを入れる前のスープ自体の色も本物の方が色濃い。

 

最後に

・今回はあくまでも、今後の糧になるためと思い、本気(笑)で試食をし、思った事・感じた事を忌憚無く述べました。

・1回目の試食時で述べた通り、自作コピーとしての再現度は極めて高いものだと思います。

 

yoshiさん渾身の一杯本当にありがとうございました!少し辛口なコメントもありますが、ご容赦下さい。

 

近いうち、シンプルな鶏と煮干の醤油ラーメンでも作って送りますね!正直な感想を言ってもらえると嬉しいです。

 

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