1日店主敢行!

2010年12月12日  もりや産直元気市場@茨城県守谷市

 さて入院生活も慣れてきて、1日のタイムスケジュールを立てた上で、病棟内を行動をしておるたけあきです。

看護士さんに、「学生さん以外で入院中に勉強している人は初めて見た。」とスッカリ変人扱いです(笑

昨年の12月はバタバタしており、茨城県守谷市での1日店主のレポを書けていなかったので今更ですが、改めて報告しまっす。



2010年12月12日(日)に茨城県守谷市にて1日店主を催しました。

場所:
もりや産直元気市場メセナ内屋台村
茨城県守谷市松並1641-3
http://www.mecenat-life.jp/

メニューと仕込数:
淡麗煮干醤油ラーメン 500円 100杯
鶏と蜆の塩ラーメン  500円  20杯

地元のフリーペーパーにも掲載して頂き、ハードルの高いスタート(笑

この数量になると、パスタマシンでの自家製麺では単なる苦行になるので、おっ師匠さんのところに泣きを入れに(笑



麺創研かなで@府中の店主にゃみさんに「麺を打たせて下さい!」とお願いしたところ、快くご了解を頂いた。いつもながら感謝感謝!

知る人は知っていると思いますが、にゃみさんは現在は有名ラーメン店主ですが、元は自作派の超実力者です。

まずは、「水まわし」。

小麦粉に、水・かん水・塩を入れた液体を入れてミキサーで混ぜていきます。

小麦粉は麺遊記100%を12kg。加水率は36%。



続いて、「ばらがけ」。

水回しをした小麦粉を、ローラーで圧延して帯状にしていく作業です。

パスタマシンでのばらがけの場合は、足で踏むと同じ作業になります。




いっちょ前にエラそうにばらがけをしているオイラです(笑




ばらがけの終わった麺帯。

自宅で作るのと仕上がりがかなり違います。



 


続いて、「あわせ」です。

ばらがけした帯を、2枚に合わせて圧延をします。

ちなみに重要な工程なので、師匠がやってくれています(笑

粉の水分を均一にするのと、小麦粉にグルテンを形成させて、コシを生ませる作業になります。



奥と真ん中の麺帯を合わせて、手前の麺帯にしています。これが、「あわせ」になります。

この後、もう1回の計2回合わせます。その後、数段階に分けて圧延をしていき、麺の厚さにしていきます。

そして、少しの間、麺帯を寝かせます。




これが最終作業の「たまとり」です。

文字通り、麺の玉にしていく作業です。ベルトコンベアから次々と製麺されたものが流れてくるので、かなりビビる作業です。

まずは、師匠にお手本を(笑



その後、ナンチャッテたまとりをしているオイラです。

これで、約120玉の製麺が完成です〜!

にゃみさんに感謝しつつ、残りの仕込みもあるので帰路に着きます。




今回のタンニボ用のチャーシューの仕込みだす。

皮付き豚バラ肉を使用。この皮付というのがポイントだす。冷めても美味しいチャーシューに仕上がります。




醤油のみで炊いていきます。醤油は、かずさむらさき@宮醤油を使用。ここ2年くらい炊いては足しての使い回しなので、調味料は醤油だけだけど、豚の旨味が詰まったチャーシュータレとなっている。




煮上がり〜!
この醤油色と香りが堪らない〜!一番美味しいのは、この煮上がりで食べるのが旨いんだよね〜。




1ブロックあたり何枚あたりのチャーシューが取れるのか確かめるため切り分ける。勿論、前日切り分けたものは使えないので、我が家にて消費する。

冷凍して、炒飯なんかに使うとかなり良いですぞ!



タンニボ用の味玉も、そのチャーシュータレを使い仕込む。漬けたてなので、一晩冷蔵庫で冷やすと塩分と醤油色が拡散される。

仕込んだチャーシューもラップして冷蔵する。



仕込が終了したのは、言うまでもなく夜中・・・。

大田区から守谷市までは車でおおよそ1時間。

食材や、必要な機材や備品を我が家のロールスロイスに積み込む。

そして、3時間ほど自宅で仮眠。




朝6時前に現地到着。

これがオイラが使える厨房。コンロは3つある。横にシンクもある。

なんせ、厨房が広い!自作ラーメンを作るには十分過ぎるキッチンだ。



シンクは2個あり、広い。洗い物が少々溜まっても大丈夫。





コチラの施設での焼きそばなどの提供の他に、常磐道守谷PAでの提供もしているため、冷蔵庫・冷凍庫が豊富。

これも自由に使えるので、ありがたい。




ラーメンの仕込みだけではない。

のぼりを立てたり、メニューを貼り付けたりと準備も結構大変!



10時過ぎ頃からボチボチお客さんが来店〜!

さて、頑張るぞー!!!




淡麗煮干醤油ラーメン

4種の煮干を使ったニボニボ感を大いに楽しめる醤油色に透き通ったスープ。

煮干の香りを醸し、麺に纏うための煮干油。

薄口醤油をメインに据えた、醤油タレ。タレの寝かし方がとってもポイント。

豚バラチャ、乾燥孟宗竹のメンマ、ほうれん草、醤油味玉。

煮干との相性の良い白ネギと刻み柚子。




鶏と蜆の塩ラーメン

大仙鶏の白湯スープに、白口煮干のスープを合わせて、しじみでまとめる。

塩タレは長崎の藻塩とフランスのロレーヌ塩を使い、浜名湖の大粒アサリを煮立てて、浦霞のひやおろしを合わせたもの。

鶏油に香りを出すため、少量のバターを混ぜた香味油。

麺は日記上部の自家製麺。醤油より少し茹で時間を長めにして、スープとの相性に合わせる。

塩味玉に鶏ムネチャーシュー。鶏チャは柔らかく仕上げたつもり。

三つ葉に白ネギ。




今回この施設に、紹介をしてくれてレジ打ち&提供を手伝ってくれた先輩のリクエストによる二郎風まかない(笑

一応、麺も別製でオーション100%だす(笑



結果は、

塩は完売!醤油は半分の50食の計70食の提供となりました。

まぁ初回にしては、まずまずといった販売数でしょう。50食余ったのは少々痛いですが(笑

次回はもう少し、見込み数と仕込み数を考えるのが課題です。

それと、お昼頃はお客様が立て込み、提供が遅れたり、順番が入れ違えたりということも発生させてしまいました。

これも今回の大きな反省点となりました。


ここの施設のオーナーも是非、次回も催して欲しいとのことでしたので少し充電してまた催したいと思います。またご都合の合う方は是非いらしてください〜!


ここの施設で出会った面白い人たちにのことや、感じたことをもう少し述べますね。

野菜持ち込んだ農家のおじさん:
「ラーメン旨かったっぺよ!ラーメン屋さんの兄さんはどこお店をやってんの?」

オイラ:
「いやいや。私はサラリーマンで趣味でラーメン作っているだけですよ!だから今日1日だけのお店なんです。」

農家のおじさん:
「んじゃ、オレと一緒だっぺ!」

オイラ:
「・・・へっ!?」

農家のおじさん:
「オレも普通に勤め人してて、週末に趣味で畑やってんのよ。オレが作った野菜をうまい!うまい!って言ってくれっぺ!それがうれしくてな〜。」


農家のおじさんではなく、役所に勤める公務員のおじさんでした(笑

他にも陶器を作るのが趣味で、ここで売っている方や、農家の作っている小麦粉を販売している方もいた。みんな普通の勤め人だ。

なんだか面白い世界を垣間見た1日だった。


正直、この施設での1日店主は施設使用料等もかかり、今回のような結果だと大赤字です(笑

でも、それ以上にとても楽しい時間を有することが出来たのが大きな収穫だと思う。


「また守谷に来て、1日店主をやってみたい!」

そう思える今回の催しでした。それが一番の収穫かも。


最後になりましたが、交通の便の悪いところお越し頂いた方々、都合で来れなかったですが、温かいメッセージやコメントを頂いた方々、本当にありがとうございました。


マイペースですが、今年もぼちぼち作ってイキマス〜!!!



 

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